MEDICAL / SECTION
内視鏡検査は「苦しい検査」であるため、少しでも患者様に苦痛を緩和し、安心して受けていただけるように 上部内視鏡検査(胃カメラ)では、経鼻内視鏡検査(鼻からのカメラを挿入)を導入しており、下部内視鏡検査(大腸カメラ)では 鎮静剤による静脈麻酔を行い眠っている間に検査が終了するようにしています。
上部内視鏡検査では、問診表で発癌の危険性の有無を把握し、その患者様に応じた観察を行っています。NBIを用いて早期食道癌の診断、ヘリコバクタ-・ピロリ菌感染胃炎、機能的ディスペプシアの診断と治療を行い、ピロリ菌除菌後の患者様に対しては 早期胃癌の早期発見に努めています。
ご希望があれば 軽い鎮静剤を使って麻酔下で検査を行うこともできますが、原則的には喉の局所麻酔で検査を行います。
注意:経鼻内視鏡検査を下記の患者様にはできない場合があります。その際には経鼻内視鏡(径5mm 通常のカメラ径9.2mm)を経口的に挿入させていただき検査を行います。
1)抗凝固剤を服用されている
2)アレルギ-性鼻炎で鼻粘膜が腫れている
3)鼻骨が曲がっている