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診療/検査部門:整形外科・脊椎専門外科

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整形外科

  1. 脊椎外科
    当院では兵庫医科大学整形外科の協力を得て、脊椎疾患の専門外来を設けています。原因が分かりにくい足腰の痛みに対して、‘漫然と’痛み止めを処方するのではなく、CT・MRIで診断を詳細に検討して病態にあった薬物療法、透視室での専門的なブロック注射、リハビリテーション科と連携して早期社会復帰に向けた‘積極的な’保存的治療を行っています。又、保存的治療で改善が得られない場合は、内視鏡手術などの低侵襲手術から脊椎固定術まで幅広く行っています。
  2. 肩関節外科、手の外科
    『肩関節周囲炎』と呼ばれる四十肩・五十肩は、整形外科で最も多い病気の一つです。多くは『肩関節の拘縮』と言い、可動域制限が本態となるものですが、肩関節周囲炎と診断され、リハビリテーションや保存的治療をされている方でも腱板断裂やその他の疾患が存在する場合もあります。当院ではMRIや肩関節造影で正確に診断し、リハビリテーション、ブロック注射から手術治療まで幅広く行っています。
  3. 骨粗鬆症
    超高齢社会になった今、骨粗鬆症関連の軽微な転倒による大腿骨骨折や脊椎椎体骨折などが急増しています。骨粗鬆症の診断は重要で、骨密度だけではなく、問診や骨代謝マーカー(血液検査)でも十分に評価して骨折予防のための食事療法、運動療法などをアドバイスしています。又、薬物療法が必要な場合は、その患者様の病態にあった薬物療法を選択しています。「背が低くなった」「背中が曲がってきた」などのいわゆる『いつの間にか骨折』も専門的に診断、治療しています。

脊椎専門外科

当院の特徴

当院では体に優しい治療を優先して行っています。腰痛や足のしびれ、痛みに対してはまず保存的治療を優先します。保存的治療とは薬の処方やリハビリを行うだけではなくMRIや脊髄造影検査で原因となっている部位を同定して選択的なブロック注射したりもしております。保存的治療が効果ない場合や早期の社会復帰を希望されれば低侵襲手術を行っております。2014年以降は脊椎内視鏡も導入しており椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の一部も可能であれば内視鏡手術で行っております。

脊椎内視鏡手術

椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などで適応しております。入院期間は5~7日程度で術翌日からリハビリを開始して痛みが治まれば退院可能です。

BKP

骨粗鬆症による椎体骨折の治療はコルセットによる外固定と薬物治療が基本ですが、偽関節となり背部痛が長びく場合は低侵襲経皮的バルーン椎体形成術(Balloon kyphoplasty)という方法があります。全身麻酔は必要ですが背中を切開せずにセメントを注入する低侵襲な術式です。

手術実績

脊椎内視鏡手術チーム

三好病院脊椎内視鏡手術チームページもご覧ください。